めいめいブログ

30代主婦の雑記ブログです

無痛分娩体験談  痛みは?赤ちゃんに影響は?

無痛分娩て聞いたことあるけど、本当に痛くないの?赤ちゃんに影響はないの?費用は?

そんなもろもろの疑問に無痛分娩で2人産んだ経験者としてお答えしていこうと思います。

 

<無痛分娩とは?>

硬膜外麻酔という麻酔を腰から注入して、お産の痛みを和らげる出産方法です。

勘違いしている方もいるかもしれませんが、全身麻酔と違い、下半身だけに麻酔が効いている状態なので、意識はしっかりしています。

日本では無痛対応している病院は少なく、無痛分娩自体全体の約10%くらいと言われていますよね。ですが、最近は少しずつ増えてきているようです。お近くの病院に対応可能な病院があるなら、検討の余地ありです。

 

<痛みは?>

これは正直やって見ないとわかりません!!

えー!って感じですが、何か起こるかわからない..出産一つ一つにドラマがあり、計画通りにいかないものなのです。

ここでお話しするのはあくまで私の場合です。

 

まず一人目の場合。

 

痛い!でも我慢できる!麻酔神!!な感じでした。

 

麻酔効いてる間は寝て体力温存できたし、麻酔切れてきても完全に切れてはいないから、3割くらいの痛みかな?産み終わった後も、もう一人産めるわ!が感想でした!

 

 

しかし二人目のときはどうだったかというと、、

めっっちゃ痛い!!!麻酔効いてないやん!急にマックスの痛みきたやん!おい!どうなってるんや!(ぶちぎれ)

 

出産の進みが早すぎて麻酔が追いつかなかったらしいです。

でも文句言いまくってたら、麻酔打ち直してくれて、そこからは3割くらいの痛みかな?意地でも麻酔効くまで待ってから産んだので、生む瞬間は痛みはマシになり、冷静にいきむことができました。やっぱり麻酔神。

 

つまりは私の場合は、麻酔の効きに波があるものの、聞いてる間は無痛分娩最高です。

完全に痛くなくなることはありません。が、多少の痛みは経験しときたかった私としては、無痛分娩を選んでよかったです。

 

 

ですが、私の知り合いは麻酔が全く効かず、意味なかった〜という人もいれば、最初から最後までぜーんぜん痛くなかったーと言う人も。

つまりは人による、お産によるという感じです。

 

でも、効く効かないはその時にならないとわからないと言いましたが、私が感じる大きなメリットは他にあります。

 

<無痛分娩のメリット>

痛みを和らげられたことはもちろんメリットですが、私にとって大きかったメリット

それはずばり、、

 

妊娠期間中痛みの心配することが減る!

 

です。

そんだけ?て思うかもしれませんが、私にとってこれはかなり大きかったです。特に初産の時。

 

痛みの心配で私、毎日毎日怖い怖い言ってました。周りの出産経験者にどのくらい痛いのかを聞いて、さらに怖くなって、、、。

(痛くないよと言って欲しくて聞いてるのに、誰も痛くないとは言わないのです当たり前ながら)

でもね、無痛分娩のこと調べて、決めてからはストレスほぼなくなったのよ!

怖くなっても、でも痛くないかもしれないし!と言い聞かせ、痛くなかった人のブログを読んでは、いいイメージを膨らませて、妊娠期間ストレスなく過ごせたことだけでも結構なメリットです。

実際痛みも和らげられたしね。

無痛分娩神です。

でもメリットだけじゃありません。もちろんデメリットだってあります。

 

<無痛分娩のデメリット>

私が感じた無痛分娩のデメリットはお産が長引いてしまったことです。

麻酔を入れることによって、陣痛が弱まる場合があるみたいです。特に初産の時。

私も陣痛が少し遠のいてしまい、吸引分娩になってしまいました。(それでも夜中破水からのじわじわ陣痛、途中遠のいて、次の日の夕方5時には生まれたのですごい長引いたわけでもない)

無痛分娩の時に説明されたのが、吸引分娩、鉗子分娩になる可能性が増えるとのことでした。

私もそれに該当してしまったわけです。

ただうちの子頭がかなり大きめだったのです。普通分娩だって吸引することもあるし、無痛分娩のせいかは誰にもわかりません。

ただ産後のメンタルなめちゃいけません。

頭が長い我が子を見て、痛みが怖いからって無痛にした自分の弱さを責めました。泣きました。私のせいで、、と。

 

でもね、頭の形戻ります!ちゃんと。

今では4歳の長男まんまる頭。

 

 

陣痛が遠のくことがあって、長時間化することにより子宮が疲れてしまい、吸引分娩、鉗子分娩の可能性は少し上がってしまう。ということは大きなデメリットです。

ですが、普通分娩だって吸引分娩になることはあるし、頭の形ちゃんと戻ります。(全員ちゃんと戻るかはわかりません。うちの子の場合です)

 

ちなみに二人目も無痛でしたが、するんと生まれ、頭の形はずっとまんまるです。

二人目は小さめで、お産の進みも早かったので、このデメリットは当てはまりませんでした。

 

 

無痛分娩だから自閉症になる?なんて記事を見かけたりしましたが、そんなのあり得ません。

普通の分娩と違うのは麻酔をするかしないか。麻酔をすると自閉症になるって言うんだったら帝王切開の子はどうなるんだって話ですよね。

病院でも赤ちゃんの影響はないと説明されたので安心して生むことができました。

実際子どもたち2人とも発達に問題なく、すくすく成長中です。むしろお利口です。(親バカ)

 

ただ、無痛分娩の事故が一時期話題になりましたが、安心のために無痛分娩実績のある病院で産むことをお勧めします。麻酔医さんがいるところを選んだほうがいいです。

私が出産した病院も、半分が無痛分娩で1日に何人も生まれる大きな病院だったので安心して産めました。

ただ、どんな出産にもリスクはあるので、絶対に安全なお産はありませんが、過度な心配はいらないとおもいます。

これは、ご自身の病院で納得いくまで説明を受けたほうがいいと思います。

 

<費用>

私の病院は無痛分娩にするとプラス10万円。

出産自体で58万円ほどだったので、全部で約70万円。一時金で42万円もらえるので、持ち出しは30万円いかなかったです。

この病院は、私の地域では少し高めでしたが、無痛でなくてももっと高い病院が、私の地域ではもう一つの人気病院だったので、私は高すぎるとは感じなかったですね。

むしろ手ぶらでいけて、ご飯も美味しくエステつきで、妊娠期間もストレスなく過ごせたし、コスパの良さも感じました。

 

 

<無痛分娩に決めた場合の注意点>

 

無痛分娩に決めたこと、周りの人に言う必要ありません。むしろ言うのは旦那さんだけでも言いです。旦那さん以外親にもバレません。

ちなみに旦那さんには書類等書かなきゃなので内緒にできません。

 

まだまだ市民権得ていない部分のある無痛分娩。心許してる人には言ってもいいですが、そうでない人に言うと結構めんどくさいです。

 

*私がされた反応2パターン*

えー!すごーい。無痛分娩てどうなの?本当に痛くないの??

興味津々タイプ

 

はは〜ん笑

邪道ねー。楽したいのね〜!痛みを経験してこそ母親でしょ!

心の中で否定派

(直接は言わないけどリアクションでわかります)

 

一人目の時はもう何にも考えず、出産の話になったら、私無痛にするんだーと話してました。

 

別にバレないしあえて言う必要はなかったです。理由は2つ。説明めんどくさい、変な罪悪感芽生える可能性があることです。

 

無痛について検討してる人には詳しく説明しますよ!でもただの興味本位の人に説明するのってめんどくさいのよ。だって個人差かなりあるから、スパンと答えられるものではないし、

えー!完全痛くなくなるわけじゃないんだーと何故かがっかりされたりね。

 

あとね、反応によってはなぜか後ろめたい気持ちにさせられるんです。普通分娩経験した子に鼻で笑われることもありました。なんか、嫌な気持ちになること多々。

自分のメンタルを保つためにも、心許している人以外には自分から言わない方がいいです。

無痛分娩がもっとメジャーになって、罪悪感を感じないものになってくれることを願います。

実際悪いことじゃないです。

 

リラックスして妊娠期間過ごせたし、痛みも経験しながら取り乱さず落ち着いて分娩ができたし。

 

痛いの経験しないと母性芽生えないとか言うのは神話です。普通に芽生えます。私は産んだ瞬間感覚でぶわぁぁって溢れ出る母性感じました。

(個人的な意見です。)

 

 

<結論>

環境的、金銭的に無痛分娩が選べるならば検討の余地は大いにあると思います。

ただ、吸引分娩、鉗子分娩のリスクが少し上がる。他にも何かが起きた時、自分を責めてしまう可能性はあります。無痛にしなければと。

リスクについてはそれぞれの病院で説明を聞いて納得することが一番だと思います。

 

 

ただ一つ言えることは私がもう一人産むとしても無痛を選びます!

 

以上、私の体験を交えたメリット、デメリット、注意点です。

どなたかの参考になれば!